ヨーロッパサッカーリーグはいよいよシーズンが開幕します!
日本でも人気のリーグと言えば、リーガ・エスパニョーラことスペインのラリーガ・サンタンデールですよね。
シーズン前の移籍市場では日本代表の久保選手がレアル・マドリード、阿部選手がバルセロナへ移籍し、スペインのラリーガ・サンタンデールへの興味関心も今まで以上に高まったのではないでしょうか?
そんな中、
- 久保選手や阿部選手のニュースを見て、ラリーガのサッカーを見てみたくなった!
- Jリーグは好きだけど、海外リーグはこれまであまり見ていない
- 以前は見ていたけど、最近のラリーガってどうなの?
という方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は・・
- ラリーガ・サンタンデールの開幕や全体の日程についての詳細
- 参加チームや順位決定方式について
- ラリーガ・サンタンデール所属の日本人選手を紹介
についてまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
リーガ・エスパニョーラ(ラリーガ・サンタンデール)の開幕はいつ?全体の日程も紹介!
ではまず、ラリーガがいつ開幕して、いつまでシーズンが続くのかについてまとめていきます。
開幕は8月18日!
ラリーガ・サンタンデールの開幕は2019年8月18日!ちなみに閉幕は2020年の5月24日です。
この期間で全38節、380試合が行われます。
全体のチーム数は?
全部で380試合が行われるということですから、もちろん参加チーム数も多く、全部で20チームで行われます。
チーム数は前年同様ですね!2019~2020シーズンの参加チームは下記の通り。
- グラナダ
- べティス
- セビージャ
- マジョルカ
- アラベス
- アスレティック・ビルバオ
- エイバル
- レアル・ソシエダ
- バジャドリード
- バルセロナ
- エスパニョール
- セルタ
- アトレティコ・マドリード
- オサスナ
- ヘタフェ
- レガネス
- レアル・マドリード
- レバンテ
- バレンシア
- ビジャレアル
バルセロナやレアル・マドリードは誰もが知る世界的なチーム。
その他にも、アトレティコ・マドリードやセビージャ、バレンシア、ビジャレアルなどヨーロッパの舞台でも活躍した経験のあるクラブがずらりと並びます。
この中でオサスナ、グラナダ、マジョルカが昨シーズン、2部からの昇格チームとなります。
リーガ・エスパニョーラの詳細や特徴について!順位決定方式やヨーロッパでの位置づけは?
冒頭でも書きましたが、日本では「リーガ・エスパニョーラ」と呼ばれることが多いスペインの1部リーグ。
正式には「ラリーガ」と言い、2016~17シーズンから1部リーグの冠スポンサーにサンタンデール銀行が就任したことから「ラリーガ・サンタンデール」と言う名称となりました。日本のJリーグが正式には「明治安田生命J1リーグ」と言うのと同様ですね!
では、順位決定方式やヨーロッパでの位置付けについてもみていきましょう!
順位決定方式について!チャンピオンズリーグ出場の条件は?
順位決定の方式としては各チームがホーム・アウェイの2回総当たり戦を行い、勝利が勝ち点3、引き分けが勝ち点1、負けが勝ち点0となり、最終的には勝ち点の順で順位が決まります。
勝ち点で並んだ場合は当該チーム同士の勝ち点、それでも並んだ場合は当該チーム同士の得失点差、さらに総得点、販促ポイントの順で準備を決定してきます。それでも同じだった場合は順位決定戦が行われます。
これについては、Jリーグをはじめ、他のリーグと同様ですね。
チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権争い
ではヨーロッパの頂点を目指す、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの出場権争いはどうなっているのでしょうか?
リーガ・エスパニョーラからは上位4チームに本大会グループリーグへの出場権が与えられます。
一方、ヨーロッパリーグはリーグ戦5位のチームとカップ戦優勝チームが出場します。
リーグ戦6位のチームは予選2回戦から出場となります。
つまり上位争いの中でもまず4位は死守したいラインで、次に6位までに入ることで翌年ヨーロッパの舞台に立てることになります。
2部降格のルールは?
18位~20位の下位3チームは自動的に2部相当リーグであるセグンダに降格となります。セグンダからは上位2チームと3位~6位で争われるプレーオフを勝ち抜いた1チームの計3チームが昇格となります。
これはJ1リーグ、J2リーグの昇格、降格システムとかなり似ていますね(JリーグではJ2プレーオフを勝ち抜いたチームがJ1の下位から3番目のチームと入れ替え戦を行います。)
リーガ・エスパニョーラのサッカーの特徴は?他のリーグと比べると?
リーガ・エスパニョーラのチームとして最初に思い浮かべるのはレアル・マドリードとバルセロナではないでしょうか?
この2チームもサッカーの質としては若干異なりますが、大きく言えば「ショートパス」、「テクニック」「攻撃的」が特徴のサッカーと言えます。
スペイン代表の「ティキタカ」と呼ばれるパスサッカーにも代表されるように、スペイン人は小柄ながらテクニックが高く、ボールを動かすと言ったアイデンティティがあるため、リーグの全体感としてはこのように、高いテクニックを活かして細かくパスをつなぎ、試合の主導権を握り、ゴールを狙うチームが多いと思います
世界トップレベルの選手が高いテクニックを駆使して攻撃的サッカーを展開するわけですから、見ている人にとっては非常に面白いですし、日本で人気があるのも頷けます。
もちろん下位のチームはロングボールを多用したりもしますし、どんなチームも明らかに自力に差があるレアルやバルセロナと試合をするときは守備的な戦術をとるチームはあります。
リーガ・エスパニョーラ所属の日本人選手について!
では、リーガ・エスパニョーラに所属する日本人はどのような選手がいるのでしょうか?ここでは、選手の紹介を行っていきたいと思います。
乾貴士選手/エイバル/MF
W杯2018ロシア大会でも2ゴールの大活躍をした乾選手は2015年から約3年間所属した古巣のエイバルに今期復帰をしました。
日本人としては初めてリーガ・エスパニョーラ100試合を達成しています。
テクニックに優れドリブル突破が魅力の乾選手はまさにラリーガ向きの選手と言えるのではないでしょうか。
スペインでの実績や経験もありますから、今シーズンはスペイン生活をスタートさせた古巣でのさらなる成長が期待されます!
2部セグンダ所属の日本人注目選手
柴崎岳選手/デポルディーボ・ラ・コルーニャ/MF
今期よりラ・コルーニャへの移籍が決まりました柴崎選手。
もともと1部でも活躍していた選手ですし、現在は2部ですが名門チームへの所属ということで期待が膨らみますね。
香川真司選手/サラゴサ/MF
念願のスペイン移籍が決まった香川選手。
ドイツ、イングランドと活躍をしてきた香川選手ですが、スペインのサッカーでどのような活躍を見せるのか非常に注目ですね!
岡崎慎司選手/マラガ/FW
岡崎選手もスペインへの移籍となりました。
岡崎選手はこれまで所属してきたチームでも前線からの守備や得点で重宝されてきました。マラガでもきっとチームの重要な役割を担ってくれると思います!
あの久保選手も!?その他の日本人選手情報
以上が、現在所属している日本人選手の特徴ですが、ある情報では、3部レアル・マドリードBの久保選手がスペイン1部のチームからレンタルオファーとの報道もでています!
こちらの情報にも注目していきましょう!
過去に所属していた日本人選手は?
過去にスペインの1部リーグに所属した日本人選手も実はたくさんいます!
ほとんどが日本代表経験のある選手ですが、
- 家長選手
- 大久保選手
- 清武選手
- 城選手
- 中村俊輔選手
- 西澤選手
- 指宿選手
- 財前選手
これらの選手が過去の所属していました。
しかしながら、例えばドルトムント時代の香川選手やVVVの本田選手、セルティックの中村俊輔選手の様に、絶対的なスタメンとして活躍した日本人選手というのはスペインでは過去にいません。
1部所属の乾選手はもちろんのこと、レンタルの噂のある久保選手、2部からのスタートとなる香川選手や岡崎選手、そして心機一転の柴崎選手らにはぜひスペインでスタメンを奪って活躍してほしいと思います!
まとめ
今回は、リーガ・エスパニョーラこと、スペインの「ラリーガ・サンタンデール」についてまとめてきました。
リーガ・エスパニョーラの開幕は、2019年8月18日です。2020年の5月24日に閉幕するまで、全38節、380試合が行われます。
リーグには20チーム所属しており、
世界的な強豪であるバルセロナ、レアル・マドリードを中心に攻撃的で華麗なサッカーが展開されるリーグで、見る方としては非常に楽しいサッカーを見られるリーグです。
現在のところ、2019~20シーズン、1部に所属する日本人選手は乾貴士選手(エイバル)1名のみ。
ただ、レアル・マドリードに移籍した久保選手が1部のチームにレンタル移籍するのではとの報道もでており、注目が高まります!
これまでスタメンを勝ち取ってコンスタントに活躍した例はほぼないだけに、日本人選手の活躍にも期待ですね!