南米王者を決めるコパアメリカ2019がいよいよ6月14日からブラジルで開幕します!
ヨーロッパの王者を決めるユーロ大会もそうですが、このコパアメリカ等も「W杯よりレベルが高い大会」と呼ばれています。
参加国数が少なく、サッカーが盛んな南米の国々のみで争われる大会ですから、当然と言えば当然ですね!
今大会には日本代表もゲストとして出場することが決まっていますが、どこまで勝ち進めるかに注目です。
恐らく皆さんの中には
「南米の強国の中で日本はいい試合ができるの?」といった疑問や
「いや、日本は強くなってきた!南米勢とも戦えるはずだ」といった期待
また、「そもそも今だとどこが優勝候補なんだろう」といった様々な見方があると思います。
そこで今回は
- コパアメリカ2019の優勝候補国
- 日本代表が優勝する可能性
これらについてまとめていきますので、観戦の際の参考にしてみてくださいね!
Contents
コパアメリカ2019の出場国は?
ではまず、コパアメリカ2019にはどこの国が出場するのかを確認していきましょう!
コパアメリカ=南米選手権ということで、コパアメリカ2019には南米サッカー連盟に加盟する10か国、プラス招待国2か国が出場する予定です。
また今大会は日本の他にも、2022年W杯の開催国であるカタールも招待されています!中東の国としては初めてのコパアメリカ出場となるんですよ!
グループリーグの組み合わせや日程は?
それではまず、グループリーグの組み合わせと日程について見ていきましょう!
グループA
- ブラジル
- ボリビア
- ベネズエラ
- ペルー
グループB
- アルゼンチン
- コロンビア
- パラグアイ
- カタール
グループC
- ウルグアイ
- チリ
- 日本
- エクアドル
ご覧のように、サッカーファンの方ならおなじみのブラジル、アルゼンチンをはじめとしてウルグアイやパラグアイ、チリ、コロンビア等W杯決勝トーナメント常連の国々が名を連ねています!
さらにボリビアやエクアドル、ペルーにベネズエラと本当に南米は強国ばかり。
これらの国相手に日本やカタールがどれだけ戦えるのかはアジアや世界各国からしても注目であるはずです!
日程は
開催期間:2019年6月7日から7月8日
- グループリーグ:6月14日~6月25日
- 準々決勝:6月28日~6月30日
- 準決勝:7月3日~7月4日
- 3位決定戦:7月7日
- 決勝:7月8日
このようになっており、約1ヶ月間に渡って熱戦が繰り広げられます!
日本代表の組み合わせは?
日本代表はチリ、ウルグアイ、エクアドルがいるグループCとなります!何度も繰り返しますが、3か国とも強豪です!!
チリはバルセロナのビダルやマンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェスなど世界的なスターもいるチームです。
ウルグアイは昨年日本で親善試合も行っていて記憶に新しいかもしれませんね!
その時は日本の攻撃陣が爆発して4-3で勝利しましたが、ウルグアイはエースのルイス・スアレスが不在でしたし、長距離移動のアジア遠征中でしたから今回同じ結果になるとは思えません!
エクアドルも昨年までマンチェスター・ユナイテッドに所属していたバレンシアなどいい選手を揃えています。南米勢の中ではあまりネームバリュがある国ではありませんが、2014年のブラジルW杯に出場している強国です。南米予選は世界で一番厳しいW杯予選ですからね。
日本代表の具体的な日程は下記になります!
- 6月18日(火) 日本時間8:00〜 グループステージ第1節 VSチリ代表
- 6月21日(金) 日本時間8:00〜 グループステージ第2節 VSウルグアイ代表
- 6月25日(火) 日本時間8:00〜 グループステージ第3節 VSエクアドル代表
コパアメリカ2019の優勝候補国について!
それではコパアメリカ2019の優勝候補国を考えていきたいと思います!
ネット上やスポーツ記事でもすでに優勝予想がされているので、様々な角度から予想を紹介していきますね!
ネット上での優勝国予想は?
ネット上では様々な意見がありましたが、やはり
- ブラジル
- アルゼンチン
といった世界的強豪を上げる意見が多かったです。
Twitter上でアンケートを取られた方もいましたが
コパアメリカ優勝は?
— JOY (@j66088470) June 4, 2019
このようにブラジルが圧倒的に優勝候補として人気でした。
これだけブラジルが支持される具体的な理由としては、
「開催国であるブラジルが優勝候補の1番手」
「メッシのアルゼンチンだろう。ネイマールがケガで不在となったブラジル。エース不在は痛いのでは?」
このようなことが挙げられ、非常に評価は高くなっていました!
大手ブックメーカー各社の優勝予想オッズは?
大手ブックメーカー各社の優勝予想オッズ1番人気は、ブラジルが一番多かったです!アルゼンチンはそれについで2番手でした!
ちなみにその大手ブックメーカー各社の優勝予想オッズは、ブラジルが約2倍、アルゼンチンが約4倍となっています。
3番手にはコパアメリカ2連覇中のチリや、コロンビア、ウルグアイが上がっています。
やはりブラジルとアルゼンチンは固いといったところでしょうか!?
個人的な優勝候補はブラジル代表!
もし私が、「個人的にはどこが優勝すると思いますか?」と聞かれたら、まずブラジルと答えます!!
その理由は・・・自力で勝るというところ。
まず南米大陸の中でも過去の国際大会での成績を見るとブラジルとアルゼンチンが一歩抜けています。他の国はW杯等でこの2か国ほぼどの成績は残していません。
経験豊富なバランスの取れたメンバーが揃っているということも要因の一つです。
メンバー表を見るとレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン、ユベントスなど世界各国の強豪チームで活躍する選手たちがズラリと並んでいます。
カゼミーロ、フェリペ・コウチーニョ、チアゴ・シウバ、アリソン、ジェズスと経験豊富なメンバーも多いですね。
その中でも主将に任命されたパリ・サンジェルマンのダニエル・アウベスは百戦錬磨の大ベテランです。ベテランの存在はここぞという時に効いてくるはずです。
一方で対抗馬のアルゼンチンは多くのメンバーが代表キャップ1ケタ台と経験不足が否めません。メンバーを見るとブラジルと言わざるを得ませんね!
また、自国開催というのも大きなメリットです。何よりもホームで試合ができるので、自国の大歓声は大きな武器となるはずです!
上記の様に考えるとブラジルなのですが、若干の不安要素もあります。
- エース、ネイマールがケガで不在であること
- 2014年自国開催のW杯でベスト4で敗退していること
特に2014年W杯では準決勝で優勝したドイツに7失点を喫しています。
自国開催はもちろん武器なのですが、サッカー王国ならではなのかあの時は自国開催で優勝を義務付けられたプレッシャーにやられてしまっていた気がします。
そうなってくると他国にも十分チャンスはありそうです。
ちなみに、ブラジル以外で優勝候補は?と聞かれた場合、やはり自力のあるアルゼンチンはもちろん、2連覇中のチリやスアレスとカバーニのいるウルグアイあたりを挙げると思います。
日本でもお馴染みのハメス・ロドリゲス、ファルカオ、グアルダードなど世界的なアタッカーのいるコロンビアももちろん注目ですね!
日本代表が優勝する可能性を考えてみた!
それでは日本代表が優勝する可能性はありでしょうか?これに対しては、正直言って非常に厳しいとしか言いようがありません。
これだけの強国揃いの大会です。過去に参加した1999年大会も日本は勝ち点1しかあげられずにグループリーグで敗退しています。
それだけ高いレベルの大会ということです。
しかも今回は東京オリンピック世代の22歳以下のメンバーも多く入っていますので、経験不足は否めないと思います。
しかしながら、グループリーグ突破であれば可能性は十分にあると思います!
グループリーグは3位でも突破の可能性がありますので、
ウルグアイ、チリにはできれば引き分け、負けてしまうにしても1失点差で抑えて、エクアドルには何としても勝つというのが基本路線だと思います。
2018年W杯ではコロンビアに勝利をしているわけですから、上記のようなプランが不可能ということはないと思います!
まとめ
今回は開催は間近に迫った、コパアメリカ2019の優勝国予想と日本代表の優勝可能性について考えてみました!
参加国は
- ブラジル
- ボリビア
- ベネズエラ
- ペルー
- アルゼンチン
- コロンビア
- パラグアイ
- カタール
- ウルグアイ
- チリ
- 日本
- エクアドル
これらの12か国になっています。
この中での優勝候補ナンバー1はブラジルです!!ネットでも1番評判が良かったですし、大手ブックメーカーの人気でもブラジルの指示が圧倒的でした。
その理由は、
- 過去の実績や自力でナンバー1
- 経験豊富なメンバーと大ベテランの選出
- 自国開催というアドバンテージ
これらが挙げられます!
しかしエース、ネイマールの不在や自国開催のプレッシャーなど不安要素もあります。
そうなるとアルゼンチンやチリ、ウルグアイなどにもチャンスはあると言えますね!
ちなみに日本代表の日程は
- 6月18日(火) 日本時間8:00〜 グループステージ第1節 VSチリ代表
- 6月21日(金) 日本時間8:00〜 グループステージ第2節 VSウルグアイ代表
- 6月25日(火) 日本時間8:00〜 グループステージ第3節 VSエクアドル代表
となっています。
競合がひしめくグループリーグを考えると、日本代表の現実的な目標は優勝ではなく、まずはグループリーグ突破となるでしょう!
東京オリンピック世代が多く経験不足は否めませんが、若き日本代表がどれだけやってくれるのかはある意味注目と言えます!
できるだけ多くの強豪国と真剣勝負をして経験を積んでほしいですね!