毎年12月に開催されるFIFAクラブワールドカップ。1年に1度、各大陸のクラブチームチャンピオンが世界一をかけて戦う大会です。
「今年はどんなクラブが出場するんだろう?」「どこが強いんだ?!」という方もいらっしゃると思いますので、この記事では
- クラブワールドカップ2019の出場チーム(クラブ)を紹介
- 戦力を分析して優勝候補予想
これらについてまとめていきます。ちなみに私が思う優勝候補はヨーロッパ代表のリヴァプールです。やはりヨーロッパの強豪クラブには敵わないと思います!
Contents
クラブワールドカップ2019の出場チームは?
2019年12月11日~12月21日の期間に、中東カタールのドーハで行われるクラブワールドカップ。全部で7チームによって開催されます!
- アジア:未定(アジアチャンピオンズリーグの優勝クラブ)
- アフリカ:エスペランス(チュニジア)
- 北中米カリブ海:モンテレイ(メキシコ)
- 南米:未定(リベルタドーレス杯の優勝クラブ)
- オセアニア:ヤンゲン・スポート(ニューカレドニア)
- ヨーロッパ:リヴァプール
- 開催国:アル・サッド(カタールリーグ2018~2019優勝)
このように、アジア・アフリカ・北中米カリブ海・南米・オセアニア・ヨーロッパ・開催国からの7チームが参加予定となっています。
組み合わせはこちらのトーナメントを参照ください!
各試合の日程については下記の通りです。
- 12月11日 アル・サッドVSヤンゲン・スポート
- 12月14日 モンテレイVS(アル・サッドVSヤンゲン・スポートの勝者)
- 12月14日 アジア王者VSエスぺランス
- 12月17日 2の敗者VS3の敗者
- 12月17日 南米王者VS(アジア王者VSエスぺランスの勝者)
- 12月18日 リヴァプールVS②の勝者
- 12月21日 4の敗者VS5の敗者
- 12月21日 4の勝者VS5の勝者
試合数は1回戦〜決勝まで全8試合。一体どんな試合が繰り広げられるのでしょうか!?
2019クラブワールドカップ優勝候補を考えてみた!
それでは過去の大会を振り返りながら優勝候補を考えてみたいと思います!
過去の大会ではヨーロッパのクラブが圧勝!
実は過去15大会の内、ヨーロッパのクラブが11回も優勝を遂げています。
クラブ別の成績を見てみると
- レアル・マドリード(スペイン)4回
- バルセロナ(スペイン)3回
- ACミラン(イタリア)、インテル(イタリア)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、マンチェスター・ユナイテッド各1回
ヨーロッパ以外の優勝クラブは
- コリンチャンス(ブラジル)2回
- サンパウロ(ブラジル)、インテルナシオナル(ブラジル)各1回
このようにブラジルのクラブが4回優勝しています。
つまり、過去15大会でヨーロッパのクラブとブラジルのクラブしか優勝していないということです!
今年もヨーロッパのクラブで決まり?
今までの成績を見ると圧倒的にヨーロッパのクラブの優勝が期待がかかりそうですが、今大会もヨーロッパのクラブが勝つのかと考えるとそれはまだ早いかもしれません。
今大会のヨーロッパ代表であるリヴァプールは、2005年大会に出場して決勝でサンパウロに敗れています。
それ以外にも、バルセロナやチェルシー、といった世界的なメガクラブが決勝で敗れている歴史があります。
もちろん確率的にはヨーロッパ勢の勝率が高いのは間違いありませんが、ネームバリューほど圧倒的なスコアにもなっていないのが現実です。
南米代表は名門クラブが出場で優勝候補の一角に
ちなみに、南米代表を決めるリベルタ・ドーレス杯では9月現在で
- グレミオ(ブラジル)
- フラメンゴ(ブラジル)
- リヴァー・プレート(アルゼンチン)
- ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
と超名門クラブが勝ち残っています。
どこが来てもヨーロッパクラブの強力なライバルになるでしょう!
ヨーロッパと南米以外のクラブにはチャンスはないの?
ヨーロッパと南米以外のクラブが優勝する可能性はどうでしょうか?
これについては、過去0回という歴史を見ると可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
しかし、2009年大会まではヨーロッパか南米のクラブしか決勝に残れなかったのに対し、2010年のマゼンベ(コンゴ共和国)が決勝進出して以降、アフリカのクラブや日本の鹿島アントラーズ、UAEのクラブ等も決勝に進出してきました。
現状ことごとく世界の壁に跳ね返されてはいますが、確実に優勝へは近づいています。
いつかヨーロッパと南米以外のチームが優勝する光景を見られるかもしれませんし、それは今大会かもしれません。
優勝候補No‘1はリヴァプール
上記のことを総合的に考えて、私が考える優勝候補はリヴァプールです!
過去の結果からヨーロッパ勢が強いというのはもちろんありますが、今のリヴァプールは過去の同チームと比べても本当に強さがあると思うからです!
前回ヨーロッパを制してクラブワールドカップに出場した時は「イスタンブールの奇跡」と呼ばれたACミランに3点先行されながら10分間で追いつき、PKで勝ったという奇跡的なものがありました。
しかし今のリヴァプールは本物の強さを見せてチャンピオンズリーグを制し、クロップ監督は大一番に強いイメージもあります。
そう考えるとリヴァプールの優勝は固いのではないかと思います!
まとめ
今回は、クラブワールドカップ2019の優勝候補や出場チーム、組み合わせについてまとめてきました。
出場クラブは下記のようになっていて、1回戦〜決勝まで全8試合が行われます。
- アジア:未定(アジアチャンピオンズリーグの優勝クラブ)
- アフリカ:エスペランス(チュニジア)
- 北中米カリブ海:モンテレイ(メキシコ)
- 南米:未定(リベルタドーレス杯の優勝クラブ)
- オセアニア:ヤンゲン・スポート(ニューカレドニア)
- ヨーロッパ:リヴァプール
- 開催国:アル・サッド(カタールリーグ2018~2019優勝)
この中で今回の大会で私が考える優勝候補No’1はイングランドのリヴァプールです。
理由としては
- 過去15大会中11大会を制しているのがヨーロッパのクラブだから
- ヨーロッパのクラブは9割以上の確率で決勝まで進出するから
というデータからというのもありますし、何よりも今のリヴァプールは過去の同チームと比べても本物の強さを備えていると思うからです。
しかし不安がないわけでもありません。リヴァプールは過去に決勝で敗れているという歴史がありますし、イングランドのクラブはこの大会で勝ちきれず、3大会中2大会の決勝で敗れています。
また、ヨーロッパ、南米以外のクラブも虎視眈々と牙城を崩すことを狙っていますので、実際に決勝に進出することも増えてきました。
南米代表も超名門クラブで優勝する力を持っています。
ちなみにクラブワールドカップ2019の日程は2019年12月11日~12月21日です。どこが優勝しても不思議ではない熱い戦いが見られるはずです!注目していきましょう!